水が逃げる!
ウォータジェット工法(通常工法)でウェルポイントを打設しています。
ライザパイプにパイプレンチを噛ませ、二人がかりでネジ込んでいます。
削孔水が地山に浸透し、スライムが地表面まで噴き上がってこないのです。
「水が逃げる」と表現します。
透水性の大きい地盤で起こる現象です。
薬液注入工などのボーリング削孔でも同様の現象が起こります。
水が逃げるとボーリングロッドが地山に喰われ、回転できなくなります。
「ジャミング」と表現します。
薬液注入の場合は、削孔水の代わりに注入材を送液し、削孔水の逃げ道を塞ぎながら
削孔することがあります。
さて、ウェルポイントの場合はどうするのか?
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